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前田 幸基; 鈴木 惣十; 原 広
ENC′98, p.21 - 30, 1998/00
高速実験炉「常陽」は,1977年に増殖炉心で初臨界を達成した後,1982年に照射用炉心への改造が実施され,1983年に原子炉出力100MWtを達成した。現在までに32サイクルの100MWtでの定格運転を終了し,原型炉「もんじゅ」や将来炉のための多くの照射試験が実施されてきた。1995年12月に発生した「もんじゅ」Na漏洩事故を受け,「常陽」は第11回定期検査中であったため直ちにNa漏洩に係る点検を実施した。その後,科学技術庁による事故原因及び事故に関する指摘事項が示された。「常陽」では指摘事項を踏まえたNa漏洩対策の強化を図り,1997年3月に運転を再開することが出来た。FBRの実用化に向けた照射試験や各種の材料試験のための照射場として「常陽」に期待されている役割は大きく,このようなニーズに応えるためMK-III計画が進められている。MK-III計画では炉心の変更により高中性子束を得ると伴に,熱出力が100MWtに増